仮定法は実際との心理的な距離を時制をずらして表現する。
If she were a man, she could do that.
もし彼女が男なら、それができるだろうに。
※ if節=現在・帰結節=未来
If she were a man, she could have done that.
もし彼女が男なら、それができただろうに。
※ if節=現在・帰結節=過去
If she had been a man, she could have done that.
もし彼女が男だったなら、それができただろうに。
※ if節=過去・帰結節=過去
I wish I could pass the test.
テストに合格できればなあ。
※ 現在についての願望
I wish I could have passed the test.
テストに合格できていたらなあ。
※ 過去についての願望
・現在・未来についての仮定は過去形で表す(仮定法過去)
・過去についての仮定は過去完了形で表す(仮定法過去完了)
※ 時制が違うので「仮定法過去」「仮定法過去完了」という言葉に惑わされないように。